新規申し込み

新規申し込み方法
 
学生ローンと初めて契約を取り交わそうとする場合、店頭まで出向いて借りる方法と、銀行口座に振り込んでもらう方法がある。
店頭申し込みは足を運ばなければならない分、手間はかかるが、利用限度額の優遇が受けやすいなどの恩恵を受けやすい。
その理由は、本人確認が容易だからだ。
免許証や学生証の写真と照らし合わせることで確認ができるし、免許証などの偽造は現物を提出しなければならないので、まず不可能だ。

一方、振り込みによる新規借り入れは、出向く必要がない分利用限度額に制限を受けやすいというデメリットがある。
また、本人確認方法でも自宅での在宅確認やバイト先の在籍確認が必要となる事が多く、申込者の立場からすると最も懸念される事項となっている。
 
●新規店頭申し込みの手順
新規店頭申し込みの手順は、必要な身分証を呈示し、「申込書」を記入する。
学生ローンにいける身分証の重要度は、学生証>免許証>保険証>住民票となっており、パスポートは身分証の補佐的な存在として位置づけられている。
身分証を提出すると、信用情報機関の利用・登録に関する同意書に同意を求められ、申込書を記入し終えた時点で審査に入る。
審査が通れば契約書(借用書)を取り交わし、晴れて包括基本契約が締結される。
包括基本契約が締結されれば、設定された利用限度枠内であれば、いつでも借りたり返済したりすることが可能となる。
 
●新規振り込みローン
学生ローンは小規模貸金業者である。
よって地方などに支店や営業所、ATMなどを設けている業者は皆無である。
遠隔地在住の場合、振り込みローンを利用する事となるが、提出しなければならない身分証が来店に比べると1~2点多くもとめられる場合が多い。
大きく異なる点は、キャッシュカードと公共料金の領収書を必須とする業者が多いことだ。
また、利用限度枠が低めに設定されやすい為、申込金額が30万円を超える場合は可能ならば店頭まで出向いた方が得策である。
 
同居家族がいる場合の注意点
新規振り込みローンは自宅固定電話による在宅確認や、アルバイト先での在籍確認が必要となる場合がある。
さらに学生ローンから郵便物が届く為、親などに知られたくない場合は注意が必要だ。
希望により、封筒には会社名を伏せ、個人名で送る事も可能となっているので、申込時に申請すると良いだろう。
稀に通帳を親が管理しているという事があるようだが、記帳すれば不審な入金にすぐに気付かれてしまう為、絶対に避けるべきである。
もちろん、親が借りる事を承認している場合は別だが。
 
続いて次の頁では本人確認について説明する。